3本の棒は『親切』『丁寧』『安心』を、そして輪は『信頼』を表しています。
私たちは、『親切』な対応、『丁寧』な説明、『安心』できる歯科医療の提供を常に心がけております。
皆様に、より『信頼』される医院をめざして。
滅菌レベルのこだわり
ひとりひとりの方に、安全で安心な歯科医療を提供していくには、科学的根拠に基づいた滅菌システムが必要不可欠です。当院では、“すべての人々の血液や唾液は、感染の有無にかかわらず、感染性があるものとして取り扱う”スタンダードプリコーションの概念に基づき、感染対策を行っております。
使用した器具はスポルディングの分類に沿って、以下のように、滅菌可能なものは高圧蒸気滅菌、不可能なものは廃棄または高水準消毒や清拭しています。
器具の分類 | 内容 | 器具の例 | 高圧蒸気滅菌 可能な器具 |
高圧蒸気滅菌 不可能な器具 |
クリティカル器具 | 組織・血管系に挿入 | 外科器具・注射針・根管治療用器具 | 高圧蒸気滅菌 | 廃棄 |
セミクリティカル器具 | 粘膜に接触 | ミラー・ピンセットなどの診療器具 | 高圧蒸気滅菌 | 薬液消毒 または廃棄 |
ノンクリティカル器具 | 皮膚に接触 | 診療用チェアー・エプロンなど | 高圧蒸気滅菌 | 清拭 または廃棄 |
滅菌では確実な洗浄を行うことが基本です。当院ではミーレ社のジェットウォッシャー(自動洗浄機)を導入し、専属スタッフが自動洗浄→滅菌パック包装→高圧蒸気滅菌という手順で、常に清潔な状態で器具を管理しています。
もちろん治療用ハンドピースをはじめとする口腔内に入る切削器材も、患者さん毎に交換し、高圧蒸気滅菌を行っています。
私たちは、高圧蒸気滅菌器4 台で滅菌レベルにこだわっております。
永続性の高い治療
歯に穴があいたり、歯を抜いてしまった場合、その部分は再生しないので、人工材料を詰めたり被せたりする治療が必要になります。
森田先生(現・岡大教授)によると、削る・詰める・被せるといった歯科治療(Drill-Fill-Bill Dentistry)の耐用年数は5〜10 年と報告されています。
削って詰めて→何年か後に、また削って被せ→さらに何年後かに抜いて→隣の歯も抜いて・・・という“やり直し治療”が繰り返されると、自分の歯がどんどんなくなっていきます。この、負のスパイラル(=再治療スパイラル)を、我々は何としてでも防がなければなりません。
大切なのは、削る範囲を最小限にして(Minimal Intervention)なるべく歯や歯の神経を抜かないこと、破折や咬合性外傷で歯を失わないよう力のコントロールを考えた一口腔単位での治療を行うこと、そして精度にこだわることです。当院では、腕のいい歯科技工士(トリファンクショナルクリエイト・安藤幸治など)と連携して、精度にこだわった治療を行っております。
マイ・ハイジニスト
治療が終わり、お口の中が健康になれば、それを末永く維持していくことが大切です。我々歯科医師は、“定期健診を続けていけば、虫歯や歯周病は予防できる” ことを知っています。ただしこの“続けて”は、患者さんが不定期に歯科医院を訪れるのではなく、歯科医師と歯科衛生士がその方のお口に合わせて健診期間(3〜12 ヶ月に1回)を決め、その方が自分の健康を維持するため、我々と一緒に定期健診を継続することを意味します。
定期健診の中心は歯石の除去、お口のクリーニング(PMTC)、フッ素塗布で、これらのプロフェッショナル・ケアは歯科衛生士が担当いたします。虫歯と歯周病は生活習慣病の側面を持っていますので、その方の担当歯科衛生士を決めておくことで、生活の変化に伴うちょっとしたお口の異常を見逃さず、安心感の高いプロフェッショナル・ケアを受けていただけると考えております。